カコイの米粉パスタが生まれた理由
35年間、教員として“子どもたちの健康”と向き合ってきました。
私は35年間、学校現場で子どもたちと向き合ってきました。
日々の健康管理、アレルギー対応、給食指導…。
「子どもたちの安全を守ること」が、いつも私の中心にありました。 近年は食物アレルギーをもつ子どもが急増し、命に関わるアナフィラキシーショックへの備えも欠かせません。
毎日のように、ロッカーのエピペン確認、給食のアレルゲンチェック、誤配が起きないよう 机にアレルゲン表示を置くなど、細心の注意を払い続けてきました。
給食で起こった“あの日の出来事”が忘れられない
そんなある日、忘れられない出来事が起こりました。食物アレルギーのある児童が、アレルゲンが付着したお玉で“おかわり”をしてしまったのです。
担任が異変に気づき、救急搬送。幸い軽症で済みましたが、「これだけ注意しても事故は起こるのか…」
という悔しさと恐怖が、ずっと胸に残りました。
誰もが同じ料理を食べて笑える日を、日常にしたい
学校には、年に一度だけ、アレルゲンのある食材を使わない“みんなが同じ給食を食べられる日”がありました。
その日、アレルギーをもつ子ももたない子も 同じ食卓を囲んで笑っている姿を見て、「これこそが本来の食事の楽しさだ」と強く感じました。
この光景を、特別な日だけでなく“日常”にしたい――。
そう思ったことが、米粉パスタをつくる大きな原動力になりました。